品質保証・CSR 永谷園グループをより理解いただくために企業活動内容や2015年度に取り組んだ環境保全活動内容をご紹介します。

環境・社会報告書2016

まだできる 安心・安全 日々確認

安全・安心への取組み

「食品安全」への取組み

世界中の小売業や食品メーカーなど業種を超え協働して食の安全に取り組む組織であるGFSI※1では、食品安全向上のためHACCP※2管理を重要視した国際規格(FSSC22000※3など)の取得を推奨しています。
日本国内においても、TPP協定(環太平洋戦略的経済連携協定)や和食のユネスコ無形文化遺産への登録、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催などを受けて、厚生労働省が食品衛生管理の国際標準化に向けた検討を始めており、食品関連事業者に対してはHACCPを段階的に義務付ける方向で動いています。
永谷園グループは、「商品・サービスの安全性の確保」を企業行動指針の一番目に掲げ取り組んでいます。2009年に独自の品質保証システム「NAFSAS(ナフサス)※4」を構築してから7年経過しましたが、常に世界情勢や食品安全に関する動向を注視し、HACCPを含め、様々な国際規格のノウハウを取り入れながら、永谷園グループの企業規模や風土に適合させた形へと整備、運用しています。

永谷園グループの品質保証システム「NAFSAS(ナフサス)」の取組みについて、より詳細な内容をホームページ内で公開しています。

「NAFSAS」を構成する3つの仕組み

  1. 1. 品質保証・顧客満足向上
    永谷園品質マネジメントシステム(ISO9001)ISO9001のシステムにより、社内の定期監査や外部機関の審査による効果的な運用の確認、管理体制の維持、継続的な改善を行っています。
  2. 2. 食品安全
    食品安全管理システムIHACCPの国際規格であるFSSC22000で規定されている事項を基本とし、さらにAIBフードセーフティ指導・監査システム※5、食物アレルギー監査※6などのノウハウを取り込んだ、独自の内容で各生産工場において運用されています。
  3. 3. 危機管理
    商品回収システム、トレーサビリティシステムISO9001や食品安全管理システムで、品質トラブルの発生を未然に防ぐよう管理していますが、万が一、永谷園が提供した商品に重大な問題が発生した場合のことを想定して、関連部門が早急に適切な対応が取れるよう商品回収管理規程を整備・運用しており、定期的に模擬訓練を実施しています。また、商品の生産・加工・流通の各段階において、原材料や包材の情報、商品の製造場所、販売先等の記録を残しており、商品の履歴情報を追跡できるようなシステムを構築しています。

安全性の向上には終わりがありません。永谷園グループでは今後も安全・安心への新たな取組みを続けていきます。

  • ※1 GFSI世界食品安全イニシアチブ(Global Food Safety Initiative)は、世界中の小売業やメーカー、フードサービス業など、業種を超えて食品安全専門家たちが集まり、協働して食の安全に取り組む組織。日本においても国内外における食品安全に関する取組みの協働として、2012年から活動が始まった。
  • ※2 HACCP工場を運営するにあたり基本となる衛生管理を実行したうえで、原材料の入荷から商品の出荷まで、製造工程ごとに予測される危害を商品ごとに分析し、適切に管理する衛生管理手法。
  • ※3 FSSC22000ISO22000と食品製造に関する一般的衛生管理の基準(ISO/TS22002-1)を組み合わせた食品安全システムの国際規格。
  • ※4 NAFSAS(ナフサス)永谷園味ひとすじ食品安全保証システム(Nagatanien Ajihitosuji Food Safety Assurance System)の頭文字をとったもの。
  • ※5 AIBフードセーフティ指導・監査システム米国製パン研究所(AIB)が定めている食品安全統合基準を元にした食品安全管理システム。工場において食品安全のための取組みがきちんとされているのかを監査するシステムで、異物混入防止対策で大きな効果が期待できるシステムと言われている。
  • ※6 食物アレルギー監査食物アレルギー配慮商品を製造している(株)永谷園岡山工場と永谷園グループ会社の(株)オクトスにおいて、食物アレルギー対策先進国であるカナダの権威のある機関より教育訓練を受けているシーアンドエス(株)にご協力いただき、食物アレルギー配慮商品の製造に適した環境かどうかの監査を定期的に実施し、高い評価を得ている。
PAGE TOP