品質保証・CSR 永谷園グループをより理解いただくために2016年度に取り組んだ環境保全活動内容や企業活動内容をご紹介します。

環境・社会報告書2017

安全を「ひと」と「検査」で保証する 永谷園 [生産計画部] 木村 肇

食品安全/品質管理

食品安全への取組み

永谷園グループでは、「商品・サービスの安全性の確保」を企業行動指針の一番目に掲げ取り組んでいます。
2009年に独自の品質保証システム「NAFSAS(ナフサス)※1」を構築してから8年経過しましたが、常に世界情勢や食品安全に関する動向を注視し、様々な国際規格のノウハウを取り入れながら、永谷園グループの企業規模や風土に適合させた形へと整備、運用しています。そうして工場毎の内部監査だけでなく、永谷園ホールディングス品質保証部の定期監査や第三者監査により食品安全ルールが守られている かを評価しています。監査での指摘については、改善スケジュールに従い改善を行い、後の状態を再度、品質保証部で評価することで継続的なレベルアップを図っています。
永谷園グループでは今後も安全・安心への新たな取組みを続けていきます。

NAFSAS 品質保証・顧客満足 食品安全 危機管理

「NAFSAS」を構成する3つの仕組み

1. 品質保証・顧客満足
永谷園品質マネジメントシステム(ISO9001) ISO9001のシステムにより、社内の定期監査や外部機関の審査による効果的な運用の確認、管理体制の維持、継続的な改善を行っています。
2. 食品安全
食品安全管理システム HACCP※2管理を重要視した国際規格であるFSSC22000※3で規定されている事項を基本とし、食物アレルギー監査※4などのノウハウを取り込み、衛生管理(食品安全のための前提条件プログラム)やフード ディフェンス※5の管理を独自の内容で各生産工場の状況に合わせ進化させて運用しています。
3. 危機管理
商品回収システム、トレーサビリティシステム ISO9001や食品安全管理システムで、品質トラブルの発生を未然に防ぐよう管理していますが、万が一、永谷園が提供した商品に重大な問題が発生した場合のことを想定して、関連部門が早急に適切な対応が取れるように商品回収管理規程を整備・運用しており、定期的に模擬訓練を実施しています。また商品の生産・加工・流通の各段階において、原材料や包材の情報、商品の製造場所、販売先等の記録を残しており、商品の履歴情報を追跡できるようなシステムを構築しています。
※1 NAFSAS(ナフサス)
永谷園味ひとすじ食品安全保証システム(Nagatanien Ajihitosuji Food Safety Assurance System)の頭文字をとっています。 詳細な内容はこちらで公開しています。
※2 HACCP(ハセップ、ハサップ)
工場を運営する上で基本となる衛生管理(一般的衛生管理プログラム)を実行した上で、各商品において原料の入荷から商品の出荷まで、製造工程ごとに予測される危害の分析を行い、その分析に基づいて適切に管理する(危害分析)という衛生管理手法です。
※3 FSSC22000
ISO22000と食品製造に関する一般的衛生管理の基準(ISO/TS22002-1)を組み合わせた食品安全システムの国際規格です。
※4 食物アレルギー監査
食物アレルギー配慮商品を製造している永谷園 岡山工場と永谷園グループ会社であるオクトスにおいて、食物アレルギー対策先進国であるカナダの権威ある機関より教育訓練を受けているシーアンドエス(株)にご協力いただき、食物アレルギー配慮商品を製造するのに適した環境かどうかの監査を定期的に実施し、高い評価を得ています。
※5 フードディフェンス
食品への意図的な異物や毒物などの混入や汚染を防止する安全管理手法です。工場への人の入退出管理や、工場内で使用する洗剤や薬品などの施錠管理・在庫管理を徹底しています。

VOICE私たちが微生物検査をしています

品質管理部

永谷園
品質管理部

中央検査室
微生物検査
担当者の皆さん

工場で生産した商品や、商品へ使用する原材料の微生物検査を行っています。また、新商品においては、開発段階の試作品についても微生物検査を行っています。そもそも当社の商品は包材で密封されていれば、長期間が経過しても食品中の微生物は変化せず、腐敗等の心配はありません。ですが微生物を検査し、それらの種類や性質をよく調べることで様々な情報が得られ、問題点の早期発見につながり、安全な商品づくりに役立てることができます。 微生物検査は目には見えない生き物が相手ですので、器具の管理や手技の正確性には細心の注意を払いながら行っています。これからも情報を正確にとらえ、有効に活用しながら、永谷園商品の品質の向上に努めていきます。

PAGE TOP